旅の足跡・・・16

竹富島・・・

 

周囲9キロほどの小さな島である。石垣島からフェリーで10分ほどで到着する。天国に一番近い島・・・そんな表現がぴったりである。

 

赤い瓦屋根の民家が並び、屋根には必ず数匹のシーサーがいる。珊瑚をそのまま積み重ねた石垣は、そのままおとぎ話の中に迷い込んだようだ。

 

人口350人の小さな島なので、島の住民はみな顔見知り・・・家に鍵をかけるという習慣はないと聞いた。

 

旅人として訪れたのだが、島の人たちのあたたかいこと・・・

 

竹富島にあるユースホステルに宿泊した。ユースホステルは、アルコールNGだが、ここは治外法権!?近くの居酒屋で時を過ごす。オープンテラスというより、ただ外にテーブルとイスがあるだけの店だったが、一人旅の若者達でずいぶんと盛り上がった。

 

ほろ酔いで眺めた、満天の星空は、手でつかめるようだった。(ほろ酔いだったので・・・)

 

翌日は海に出た。星砂の浜と言うところがあるが、あまり星の砂は取れない。西表島の秘密の場所を教えてもらったので、その話はあらためて。

 

竹富島では、「ウミヘビおじさん」との出会いが強烈な印象だ。

岩場で手招きする60歳くらいのおっさんがいた。真っ黒に日焼けした、人なつこいおやじである。内地(本州)の人で、1月から療養で、竹富島に滞在しているとのこと。竹富島は、1月から海で泳げる。

 

竹富島を訪れたのは3月だったので、すでに2ヶ月以上、島でのんびり過ごしていることになる。

 

おやじが見せてくれたのは、「ウミヘビ」の卵・・・ウミヘビは海中に卵を産むのではなく、岩に産み付けるそうだ。透明のブツブツ卵を発見できた。

 

おやじは、ウミヘビとも一緒に泳ぐそうだが、猛毒のウミヘビも性格はおとなしく人を噛むことはないとのことである。

 

「ウミヘビおじさん」の黒い肌と白い歯が、今でも忘れられない。

 

竹富島は、老後に住みたい候補地の1つである(笑)

 

続く・・・

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コメント: 1
  • #1

    ひでっち (金曜日, 27 7月 2012 19:24)

    ご参考です。毎日新聞 7月21日記事。(以下、転載)

    窒息:女児、おやつの団子食べ 意識不明続く
    毎日新聞 7月21日(土)12時56分配信

     女児(2)が、おやつに出された白玉団子(直径2~
    2・5センチ)をのどに詰まらせて窒息した。市が20日
    発表した。女児は現在も意識不明のまま。
     市と園によると、17日午後3時45分ごろ、おやつに
    白玉入りフルーツポンチを出したところ、約5分後に女児が
    せき込み、牛乳をはき出してぐったりした。保育士が白玉
    団子1個がないのに気付き、上半身を下に向けて背中をたた
    くなどしたが、女児の顔色は青ざめていたという。
    駆け付けた救急隊員が団子を取り出したが心肺停止状態に
    なった。搬送先の病院で午後4時35分ごろ蘇生したが、
    20日現在も意識は戻っていないという。
     保育士はよくかんで食べるよう指示したというが、市は
    「本来なら小さく切って出すべきところをそのままの大きさ
    で出してしまい、配慮が足りなかった。職員への指導を徹底
    する」と話し、今後は白玉団子を含めウズラの卵やミニトマ
    ト、里芋などは出さないという。
     園では年2回ほど、白玉団子を出す日があり、今年は1月
    に1回出していた。事故当時、部屋には女児を含め2歳児
    27人と保育士6人がいたという。【長田舞子】