ユニセフ

ホワイトきゃんばすは、ユニセフのマンスリーサポーターをさせていただいていますので、定期的に「ユニセフニュース」という機関誌が届きます。

 

「いのち」について考える・・・というテーマで、聖路加国際病院名誉院長である日野原重明(ひのはらしげあき)さんが語っています。

 

日野原さんは、1911年生まれで今日が101歳の誕生日です。ご存知だと思いますが、バリバリの現役です。

 

私はときどき小学校に行って、『いのちの授業』というものをします。授業の中で、私は、子どもたちに「いのちはどこにあるのでしょう?」と問いかけます。すると子どもたちは「いのちは心臓にあります」と答えます。でも心臓は酸素や栄養のある血液を手足や内蔵に送るポンプです。いのちではありませんね。いのちは見えない、さわれない。

 

いのちというのは、「君たちが使える時間のことをいうのだ」と話しています。今は自分の成長のために自分の時間をすべて使っているけれど、おおきくなったら、誰かのために時間を使う。それが、生きていくということだと話しています。

 

101年間元気に生きていらっしゃる方の、素敵なお話です。

 

ちなみに、昭和39年・・・東京オリンピック、新幹線開通の年に、私は、聖路加国際病院で生まれました。日野原さんは、もちろん、内科医として活躍されていました。

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コメント: 1
  • #1

    ひでっち (木曜日, 04 10月 2012 21:01)

    日野原さんといえば、お誕生日ですね、今日。
    58歳のときによど号乗っ取りに乗り合わせ、
    死を覚悟されたところからの生還。
    大都市東京では大事故、大災害に備えて病院内のあちこちに
    酸素吸入設備を備えていたほうがよいと廊下にも備えたいた
    ところへサリン事件が起こり、多くの患者さんがその酸素吸入
    設備のおかげで治療が進んだとか、やりたいことがいっぱい
    あるからと一日18時間土日も関係なく働くとか、
    質、量ともに人並みはずれたすごいお方ですよね。

    「いのちの授業」のお話は何度聴いても気づきがあります。

    ちょっとしたことで、歳とったなんて口にしたらダメだと思わされます。