ファーマー パティスリー

ホワイトきゃんばすから1キロ位のところに、気になるスイーツのお店ができました。

 

ファーマーパティスリー 「ミルティーユ」という名前です。

 

農家の洋菓子屋さんです。ミルティーユはフランス語でブルーベリーという意味ですが、自分の農園でブルーベリーを作り、ブルーベリーのパイが看板商品です。

 

絵本に出てくるような、かわいらしいお店にショーケースとカフェのテーブルがあります。奥には厨房もありますが、まだ完成されていない感じのショップです。

 

農家が製造販売までやります。6次産業を目指しますとのコンセプト・・・

農業→1次 菓子製造→2次 販売→3次を合計すると6次産業となります。

 

今日は、ひな祭りですので、生意気な年頃とはいえ、娘二人のお祝いのために、ケーキを買おうと思ったのですが、ひな祭りケーキなんぞ置いていません(笑)この商売っ気のないところが気に入りました。

 

看板商品のブルーベリーのパイ、チーズケーキ、プリン、チョコレートケーキなど、全部で10アイテムもない品揃えですが、西区中釘の○○さんの農園で作ったイチゴを使った・・・といった感じで、アイテムは少ないけど、こだわりの品を揃えました・・・というメッセージです。

 

シュークリーム200円から400円の自家製チーズケーキまで、値段はリーズナブルです。

 

洋菓子業界で仕事をしていた私の目には、チラシの類(たぐい)もないし、粋なPOPもなし、カフェをもっとおしゃれにしたら・・・とか、手直ししたいところが山ほどありましたが(すみません)、冷静に考えると、この素人っぽさが、口コミで徐々に広まっていくのかもしれません。自分だけの店として、地域に密着したショップになるのでしょう。

 

フランスの三ツ星レストランで修行を積んだパティシエ○○の店・・・というのは、街にたくさんあるのでしょうが、この「ファーマーパティスリー」に期待をします。

 

しばらく足を運ぶことになりそうです。