給食時間・・・20分1本勝負?!

20分というのは、幼児が集中して物事に取組める時間の目安です。

 

当然、個人差もありますし、1歳児と4歳児では集中力に差がでてきますが、今週から、「いただきます」をしてから20分を目標に、食べ終わるように、あらたに、給食時間を設定しました。

 

今日ですと、12:00にいただきますでしたので、「長い針が4のところまでに、ごちそう様ができるようにがんばろう・・・」と子どもたちに話をします。途中「長い針が、2まで来たから半分の時間がたったよ」とも言います。

 

「おいしい」とか、屋上で遊んだこととか、友だちや先生たちと話をする時間をなくしたわけではないので、楽しいお話をしながらは、今までどおりです。

 

今日は、20分間で、2/3以上の子どもたちが完食できました。もちろん、食べ終わっていない子どものお皿を取り上げることはしませんので、最後の子は、30分以上かかってしまいますが、今までより、だらだら給食の時間が少なくなりました。

 

今まで時間設定をしなかったのは、野菜がまったく食べられないような、好き嫌いが多い子どもが、なんとかトライするまで待っていたので、気がつくと、1時間・・・という日もありました。

 

しかし、始めてみると、野菜が苦手な子どもも、20分間でがんばろうという子持ちになってくれます。20分は、決して早食いではありませんので、給食でも目標設定がプラスに働いたようです。

 

しばらく続けてみて、今後の取組みを考えていきます。