乳児院

乳児院は、家庭から保護された0~2歳を育てる児童福祉施設です。日中に預かる保育園と違って、職員が24時間世話をします。多くは、定員20~30人規模で全国に130か所あります。

 

乳児院を訪問したことはありませんが、たいがい大部屋にベビーベッドが数十台置かれていて、職員は流れ作業的に乳児の面倒をみるというところが実態だそうです。

 

さて、世界に目を向けると、先進国では、保護された子どもたちは、施設ではなく、里親の家庭で養育されています。

 

オーストラリア93.5% アメリカ77% イギリス71.7% フランス54.9% ドイツ50.4% イタリア49.5% 韓国43.6%

 

そして、日本は12%・・・これは、要保護児童の里親委託率です。日本が極端に低い理由の一つは、窓口となる児童相談所の多くが、急増する虐待通報の対応に手いっぱいで、職員は数年で異動することが多い。社会福祉士などの専門資格を持つ職員は都市部以外は少ないそうで、里親対応まで手が回らないということです。

 

「親が育てられないなら『里親』というのが国際的な常識」というところからは、残念ながら、日本はそこまで追いついていない実態があります。

 

「進まぬ里親縁組」という、今日の読売新聞の記事ですが、私の身の周りには、実際の里親もいます。これから、里親として、子どもを受け入れようとする人もいます。

 

待機児童解消だけでなく、子どもたちを支援すべきことは、まだまだあるということですね。未来ある子どもたちのことを国任せだけでなく、私たちも一緒に考えなければ・・・