彼岸花

今が満開の彼岸花・・・ちょうど秋のお彼岸の頃に咲くことから、そう呼ばれていますが、死を意味するということもあり、曼珠沙華(マンジュシャゲ)という言い方が最近では一般的です。

 

親子遠足で行った、榎本牧場にも咲いていました。真っ赤な花だけが高さ30センチから40センチの茎の上に咲いています。

 

埼玉県日高市にある巾着田(きんちゃくだ)という所は、500万本が咲く日本一の群生地です。赤のジュータンのごとく、それはそれは、すばらしい光景です。

 

昨日、祖父、祖母、義理の父のお墓参りに、横浜方面までドライブがてら行ってきました。お墓に咲き乱れる彼岸花を見ると、違和感はありませんね。墓石の周りに彼岸花が咲いているお墓もありました。

 

彼岸花は、球根で増えていくのですが、球根も茎も花もすべて毒があるそうです。彼岸花には害虫もネズミなども近寄らないそうです。

 

何だか、不気味な花に感じるでしょうが、よく見ると、とてもきれいな花です。花言葉は、「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」など、たくさんの意味があります。

 

彼岸花をずっと見ていると、私は「独立」という花言葉が、一番しっくりします。群れて咲く花なのに、1本1本が独立して、自己主張をしています。今風にいえば、カッコイイ花ですね。

 

でも、採取して、家に飾ろうと思ってはいけません。彼岸花は、花の形が燃え盛る炎のように見えることから、家に持って帰ると火事になるといわれています。

 

もちろん、迷信でしょうが・・・信じるか信じないかは、あなた次第です(笑)