お仕事の話

今日の寺子屋「よのなか科幼児版」は、お仕事の話です。

 

まずは、おまわりさん・八百屋さん・先生・消防士・お坊さん・パティシエ・アイドル歌手・サッカー選手に登場してもらいます。4歳男の子が絵を見ただけで「パティシエ」と答えたのは驚きました。

 

どんな仕事なの?に、子どもたちはよくわかっているようで、話は盛り上がります。おじいちゃんがお坊さんで、ママがパティシエの園児もいます。

 

次に「パパとママのお仕事は何?」

 

「う~ん会社に行ってるの・・・」「何か作ってるの・・・」あいまいな答えが多かったので、「おうちに帰ったら、パパとママに聞いてごらん・・・」

 

さて、最後は「大人になったら、どんな仕事がしたい?」

 

「ピザ屋さんになりたい」「花屋さんになりたい」「お菓子屋さんになりたい」なかなか子どもらしいですね。

 

「子どもを遊ばせるものを作りたい」う~んなるほど・・・

 

「まだ今は決めてない」これは、子どもの発言か?!

 

話は変わりますが、労働基準監督官を描いたドラマが、昨日最終回でした。最近では、ワタミフーズやヤマダ電機が、過労死、過労自殺をめぐって、裁判沙汰になっていますが、いわゆるブラック企業から、労働者を守る仕事です。

 

一番印象に残る主人公のセリフです。だいたいこんな感じだったと思います。

 

「不当な労働環境に置かれたときに、こんな会社辞めてやる!という選択と、不満を持ちながらも我慢して働くという2つの選択肢しかないとあなたたちは思っているかもしれません。でも、選択肢はもう一つあります。自分たちの力で、会社を変える。会社をもっと良くしていくという選択肢をあなたたちは忘れています」

 

スカッとするシーンですね。

 

ホワイトきゃんばすの子どもたちには、大人になったら、現実の仕事は厳しいですが、やりがいを持って楽しんで向きあってもらいたい。そして、ドラマのセリフではありませんが、問題意識を持って、自分で変える心と力を持ってもらいたい。

 

そんな想いで、今日の寺子屋の子どもたちを見つめる園長でした。