19年目の朝

19年前の1月17日午前5時46分。阪神淡路大震災が発生しました。

 

関東で生活する私は、変な言い方ですが、地震には慣れています。しかし、関西では地震が起きないという先入観を持っていました。

 

6434人の尊い命がなくなりました。昨年も、一昨年も同じように、この1月17日は、忘れてはいけない日です。

 

前の会社が神戸に本社があったので、その混乱は言葉ではあらわせません。また、多くの先輩や仲間たちが体験した話は、忘れることはできません。

 

保育園の仕事をするようになって、5時46分には起きているのですが、今日は、まだ暗い冬の朝を犬の散歩をしていました。もし、ここで大地震が起きたらと思うのですが、そう考えるのは、1年間で数回でした。

 

今は、保育園の子どもたちを見ていますので、避難訓練を兼ねた階段トレーニングや、5階の駐車場から外のスロープずたいに、子どもたちは手をつないで屋上へ避難する練習をするたびに、「もしも」は頻繁に考えるようになりました。

 

子どもたちにとっては、避難訓練も遊びの一つと思っているようですが、今まで数回、保育中に地震が発生し、園の真ん中に子どもたちを集めたことがありました。

 

こんな一つ一つの積み重ねを大切にしていくしかありません。