地球は青かった

今日4月12日は、「世界宇宙飛行の日」だそうです。1961年ソ連のガガーリンが、世界初の有人宇宙飛行に成功しました。彼の有名なセリフが「地球は青かった」です。

 

宇宙と言えば、私が印象に残っているのが、スタンリーキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」です。中学1年か2年の時に、学校で映画鑑賞があったのですが、映画が終わっても私には、ストーリーがまったく理解できず、となりの友人に「今の映画・・・意味分かった?」と聞くと、「全然わかんねー」との返答です。

 

映画のパンフレットには「もしこの映画が一度見ただけで理解されたのなら、われわれの意図は失敗したことになる」との制作者のコメントがあり、「こんな映画ありかよ!?」と思ったものでした。

 

「地球は青かった」というセリフは日本では有名ですが、世界では「ここに神は見当たらない」というガガーリンの言葉の方が、浸透しているそうです。

 

「2001年宇宙の旅」で神の象徴と描かれた大きな石などは、きっと、人間とか地球とかを「神」がもっと大きな宇宙で操っているといった、メッセージと今では勝手に思っているのですが・・・スタンリーキューブリック監督の考えはいかに?

 

「2001年宇宙の旅」の映画ができたのが1968年です。35年後の2001年には、宇宙旅行ができるようになっているとの想定だったのでしょうが、2014年の今になって、ようやく一般人が宇宙旅行に行けるようになりました。

 

俳優の岩城滉一さんが、およそ1000万円の費用で宇宙旅行をすることが話題になっていますね。しかし、宇宙空間での滞在時間はたった3~4分だそうです。

 

今の子どもたちが、大人になった時には、世界旅行の一つに、宇宙も入っているかもしれません。