人口減克服への課題

このまま行くと、2030年には、65歳以上の人口構成比が○%になり、人口が現在より○人減少する・・・のようなシミュレーションが、最近はよく話題になります。

 

昨日の新聞の一面で、政府が6月下旬に閣議決定する骨太方針の中で、「人口減克服への課題」を本格的に取り組むことが発表されました。

 

一人の女性が生涯に産む子どもの数を示す、合計特殊出生率は、日本は1.41人(2012年)です。人口を維持するために必要な2.07を大きく下回っています。先進国の中でも、アメリカの1.93人(2010年)やフランスの2.0人(2011年)との差は大きいです。

 

「子どもを産み育てるのか、女性が社会進出を選ぶのかは、二者択一ではない。無理なく両方を選択できる環境整備に取り組みたい」と甘利さんが言っているようですが、その通りですね。

 

昨日のソフトボールの試合の後、千葉県流山市役所に勤務する先輩と話をしました。彼の仕事は、施設管理で、老朽化した設備の改装などを仕切っています。しかし、予算は年々子育て支援にまわされているそうです。

 

また、先日は保育士の資格をもつ人への全国レベルのアンケート調査がありました。ホワイトきゃんばすの職員へも、私にも埼玉県からアンケートが郵送されました。

 

ねらいは、保育士の資格を持ちながら現在は職場を離れている人の復帰を促すことで、現在、保育園を作っても、保育士が足りない状況を改善しようというものです。

 

この問題は、短期的な問題では当然ありませんし、他の国の成功事例が、必ずしも日本に当てはまることでもないでしょう。

 

日本で多くの子どもたちが生まれ、国も人も豊かになっていかねばなりませんね。豊かとは、モノやカネだけではありません。人生そのものですね。

 

次世代を担う子どもたちと、毎日接している私ができることは、小さなことでしかありませんが、子どもたちの笑顔であふれる日本にしていきたいですね。