恐るべしカゴメ凛々子(りりこ)

明日からのプールの準備と屋上の片付けとファームの世話で、梅雨の晴れ間にお仕事です。

 

さて、カゴメの凛々子の収穫が本格的になってきました。すでに先週から、「トマトスープにして食べました」「ケチャップを作りました」などの報告をママ達からいただいております。

 

普通のトマトは、枝芽を取って1本の太い幹にします。枝芽をそのままにしておくと、栄養が分散してしまって、大きくて甘いトマトが収穫できません。

 

ところが、凛々子は、枝芽伸ばし放題・・・かつ支柱も必要ないトマトなのです。一般のトマト畑とは風景が異なります。枝芽にもたくさんの実をつけています。1本の苗から、多いものでは30個くらいの実をつけるのです。

 

今日も、収穫を始めたものの、なかなか終わらず、買い物かご1杯分の収穫です。まだ収穫が始まったばかりなのに、恐るべし凛々子です(笑)。夏祭りには、凛々子を使った、トマトハヤシライスが、メインディッシュとなります。

 

カゴメは、栽培工場で苗まで育てます。そして、契約農家はその苗を育て、収穫した凛々子をカゴメが買い取ると言う流れです。トマトジュースや加工用に使用するので(生食でもおいしいです・・・)、多くの原料が必要となり、カゴメの技術で、1つの苗から丈夫で手間がかからず、なおかつ収穫量が多い「凛々子」という品種を開発したというわけです。

 

ホワイトきゃんばすは、今回48本の苗をいただいたのですが、トマトのままでは、ほとんど市場には出回らないという付加価値も魅力です。

 

さて、これからは凛々子を使った、給食のバリエーションも増えていきます。たくさん収穫して、たくさん食べて、少しでもトマト嫌いの子どもたちをなくしていけたら、なお最高です。