全国学力調査から

昨日の続きになりますが、全国学力調査は4月、全国の小学校6年生と中学3年生約220万人を対象に、国語と算数・数学A(基礎)、B(応用)の4教科のテストと合わせて学習状況や基本的生活習慣を尋ねました。

 

「家で自分で計画を立てて勉強している」「家で学校の授業の復習をしている」「自分で課題を立てて情報を集め整理している」「授業で意見などを発表するとき、話の組み立てを工夫している」「自分の考えを書くとき、考えの理由が分かるように気をつけて書く」「文章を読むとき、段落や話のまとまりごとに内容を理解しながら読む」「テレビのニュース番組やインターネットのニュースを見る」「新聞を読んでいる」「地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がある」

 

そして、ネットやゲームに費やす時間が少ない・・・・

 

これが、今回の全国学力調査で正答率が高い子の普段の生活だそうです。

 

ここでは、点数の高い低いはさておいて・・・親が子どもにどのような環境や言葉を与えたらいいかを考えてみます。

 

「池上彰さんのような『自分で考えさせる』内容の番組を見ながら、ところどころ親が子どもに『あなただったらどう考える?』という質問を挟み、身近な地域から世界にまで、様々な出来事に関心を持つ子どもにする。」

 

具体的に言えばこんな感じですかね・・・私の子育てピークの時には、池上彰さんはまだテレビに登場していませんでしたが(笑)どんな手段にしろ、親がきちんと考えることが大事ですね。もちろん、子育てに1つだけの正解はありません。

 

ホワイトきゃんばすでは、常に一貫して、子どもが先生に質問をしても「○○ちゃんならどう思う?」と即答はしません。子どもの状況を見ながら、上手にヒントを出しますが、一般的な正解を期待しません。

 

すると、大人だったら絶対に考えないような、驚くべき答えが出てくることがあります。

 

それから、記憶力・・・これは、先生たちの誰一人勝てません(笑)

 

お盆休みの前、一人の先生がお腹を壊してお休みしました。2歳男の子が、10日ぶりに登園しました。すると「○○先生・・・おなか治ったの?」と朝一番のセリフです。他の先生たちも本人もとっくに忘れていたのに・・・こんな感動の能力を子どもたちは持っています。

 

大人たちがどうやって引き出すことができるか・・・これが大切なことですね。