サトウキビを食べる

沖縄出身の人気バンド「THE BOOM(ザブーム)」が、大ヒット曲「島唄」の中で、「ウージの森であなたと出会い・・・」と歌うウージの森とは、サトウキビ畑のことです。

 

沖縄の耕作地の50%がサトウキビ畑であり、農家の70%がサトウキビ栽培農家です。

 

今日のおやつで、なんと「サトウキビ」を食べました。4歳&2歳兄弟が先日沖縄の石垣島に行ってきました。真っ黒に焼けて帰ってきたのですが、お土産が「サトウキビ」です。

 

外観は、竹のように節があるのですが、中身は空洞でなく身が詰まっています。その白い身をカミカミして甘い汁を吸うのが、正しいサトウキビの食べ方です。

 

ノコギリで10センチ以内の長さにカットし、外の硬い皮を包丁で削ぎ落とします。そして、中身をカミカミします。

 

私は、約30年前に、沖縄西表島の農家のおっさんに「そこの若いの・・・サトウキビだぞ。食べてみな・・・」といただいて食べた時以来です。正直、「美味しい!」とは思わなかったので、それっきりサトウキビとは無縁でしたが、今日は、子どもたちと一緒に食べました。

 

1歳の園児にはまだ難しいので、大きい子を中心に食べました。「甘~い!」「かた~い!」と言いながら、ノコギリで準備をしているときは「早く食べたい!」と言っていた園児も、不思議な顔で食べています(笑)

 

ほっぺたが落ちるような美味しさでは正直ありませんが、癖になる甘さです。不思議なたべものであることには変わりありません。

 

今日は、子どもたちにとっては、全員初めての食べ物・・・かつ、「噛んで汁を吸う」という食べ方も初めてだったでしょう。

 

大いに五感を刺激したおやつタイムになったことは、言うまでもありません・・・