若年無業者

今日も雨・・・運動会の練習を思いっきりしたいところですが、室内練習に切り替えです。土曜日の運動会は「晴れ」間違いなしの予報で安心しているのですが、欲を言えば、昨日から明日まで続くであろう雨がなければ、もっと練習できたのに・・・と思ってしまいます(笑)

 

さて、15歳から35歳の間の年齢で仕事をしていない若者を若年無業者と呼ぶそうですが、急増しているそうです。

 

なぜ、若者が自立できないのか・・・ある分析によると親と保育園が抱える「子どもに対しての3つの問題」にあると言われています。

 

1つ目の問題は「過保護」です。現代において子どもに関わる人は皆安全に保護するという考えが第一なので、子どもは自立する機会を奪われることになります。

 

2つ目の問題は「過干渉」です。大人は子どもに対してすぐに自分が知っていることを教えようとして、子ども自身に考えさせる時間を与えてません。これでは自分の頭で考える習慣が身につくはずもありません。

 

3つ目は「溺愛」です。最近の親は「かわいいかわいい」と子どものことをいつまでも赤ちゃん扱いする傾向が強いように感じます。問題やトラブルに直面して、それを子どもが自分の頭で考えて乗り越えることで、初めて自立につながると思います。

 

さて、この3つの問題をみなさんはどう考えますか?

 

愛情と溺愛の線引きをどこにするのか。過干渉もいけないですが、ほったらかしもダメですね。この3つの問題については、保護者や保育者のモノサシは一つにはなりませんが、的を得ています。

 

ホワイトきゃんばすでは、「子どもたちが自分で考えて、正解のない答えもたくさんありますが、自分で答えを出すこと。」この考えだけは、一貫していますが、職員も自分で考えて保育をしています。

 

子どもたちだけでなく、大人である保育者も自分で考えることが大事ですね。