子ども暴走族

今週は月曜日が文化の日で休園日でしたので、今日の振替にする園児が多く、にぎやかな土曜日となりました。

 

来週の七五三に向けて、手作り七五三袋の制作をしたあとは、元気キッズ10人を連れて屋上遊びです。

 

10人だけでしたので、自転車3台、補助あり自転車1台、トレーニングバイク1台、三輪車5台が、広い屋上をグルグル回り始めました。屋上スペースは、東京ドームグランドスペースの約半分もありますので、それはそれは広いのですが、10人の子どもたちが、それぞれのバイクに乗って旋回する様は、まるで「子ども暴走族」です。クラクションこそないですが、「ワイワイガヤガヤ」と子どもたちの雄叫びが屋上に響きます。

 

その円の真ん中に、私がいたのですが、一瞬本物の暴走族に囲まれてしまったような、錯覚に陥ってしまいました(笑)

 

自転車遊びが終わると、5歳女の子が「仕切りに」入ります。

 

「みんな・・・ここに並んで!今からよーいドンをするのよ。競争だから、まじめに走ってよ!」といった具合です。

 

そこには、一番下で2歳の男の子がいましたので、5歳女の子にとっては、2歳~4歳までの異年齢の子どもたちを仕切ることになるのです。保育園では、このような場面によくなるのですが、今日も5歳女の子の仕切りを感心して眺めていました。

 

私たち大人の世界でも、様々な年齢構成のチームを一つにまとめるのは大変なことですね。今日の、5歳女の子を見ていると、将来がとても楽しみになってきます。

 

もちろん、園長は今日もじっと見守るだけです。「こういう時は、こんなふうに言ったらいいんじゃない・・・」なんてアドバイスもNGです。園児が自分ひとりで、考えながら動くことが一番大切です。