体をつくる水、壊す水

蛇口をひねった水が、そのまま飲める国は、世界でも少ないですね。私たち日本人は、あたり前のように水道水をタダ同然の感覚で飲んでいます。

 

今から30年以上前になります。1983年ハウス食品から「六甲のおいしい水」が発売されました。当時の日本人は、水を買うという習慣は、ほとんどなかったので、学生だった私も「なんで金払って水を買うの!?」と強い抵抗を感じた一人でした。

 

今では、塩素まみれの水道水は敬遠され、飲み水や料理にはミネラルウオーターや浄水器の水を使用するのがあたり前の時代になりました。そして、硬水やら軟水やら、世界中のミネラルウオーターを手にすることができます。

 

医学博士の藤田紘一郎さんが書いた「体をつくる水、壊す水」という本を読みました。赤ちゃんなら80%、成人でも体重の60%以上が水です。水は、体中をかけめぐりながら、体内の機能に乱れが生じないよう一瞬も止まることなく働き続けてくれているのです。

 

これまで、45年にわたって、「健康に良い水」を求めて世界の国々を調査してきた著者が、水と腸と健康との関係に迫るのですが、「体を壊す水」としてあげているのが、塩素付けの「水道水」と「純粋」です。

 

純粋は、いまやショッピングセンターで無料で提供されている水です。この水は、せっかくのミネラルも全部取り除いてしまっているので、体にはいいことはないと言っています。

 

私たちは、食事からとる栄養については、関心が高いですが、水については、それほどではないかもしれませんね。私も、30年前は、「水を買う」ことに抵抗を感じる一人でしたが、今では水の大切さが理解できる年齢になってしまいました(笑)・・・

 

この本を読んで、「どれも同じやろ~」と思っていたミネラルウオーターの表示を見るようになった次第です。