子どもの学力を伸ばす

今日も子どもたちは、屋上ファームでインゲン豆、ナス、ピーマンの収穫です。収穫量も多いので、給食だけでなく、お土産になります。子どもたちにとっては、自分で収穫した野菜をお土産に持って帰るのも楽しみの一つになっているようです。


そして、いよいよミニトマトの収穫が始まりました。今日も、3歳男の子トリオが、「園長先生・・・これはもう赤いよ・・・」なんて言いながら、収穫してくれました。赤と黄色のミニトマトは給食で一人1個ずつ味わって食べます。


さて、子どもの学力を伸ばすおすすめとして、花まる学習会の高濱さんからの話です。


学校から帰ったら、今日何を習ったかを説明させることだそうです。「説明」のいいことは、1つ目は、本人の理解、定着度が高まることです。理解には段階があり、①問題を聞いて、何となくわかる②よくわかった実感がある③自分でも解ける④スラスラ解ける⑤問題自体を作ることができ、他人に説明できる・・・と深化します。その最高峰に位置するのが説明力です。


2つ目は、「コミュニケーション力」「プレゼン力」「編集力」などを、まとめて育てる点です。説明習慣は、目の前に熱心な顧客(保護者)がいるからこそ、それらをどんどん伸ばしてくれます。


もちろん、親は説明がつたなくてもあせらない。逆に上手だったら「すばらしいよく分かった!」とオーバーアクションで・・・という高濱さんです。


保育園のママの連絡ノートには、「今日は何して遊んだ?」とか「今日の寺子屋は、どんなことをしたの?」のという問いに対する子どものユニーク回答がよく書かれます。


説明力を磨くという観点で考えれば、保育園でも「今日は、何した?」という毎日の問いかけは大事なことですね。まさに、親の毎日の「宿題」です(笑)