教師の夏休み

連休明けの今週から、小中高等学校は、夏休みに入ります。「夏休みの過ごし方」と言うと、たいがいは子どもたちのことが中心ですね。「宿題を早く終わらせて、充実した夏休みを!」とか。


しかし、学校の先生も、この夏休み期間中は、自分のスキルを伸ばす機会となります。もちろん、学校は夏休みでも、平日は職員会議や事務作業、部活動指導など先生は校務がありますので、子どもたちと一緒に、長期休暇とは行きませんが、一般の社会人と比較すると、個人の時間が多く取れます。


ベテラン教師から「有意義な夏休みの過ごし方」という提案です。


若い先生には、この夏「教育をめぐる旅」に出ることをお勧めします。全国では、この夏もたくさんの研究会や、著名な先生の講演会が企画されています。ぜひ、そんな会に参加してみてください。きっと、疲れきったあなたの気持ちをもう一度「教育頑張りモード」に変えてくれる何かに出合えることでしょう。


とても、ベタなアドバイスですが、狭い世界であたふたしていた自分が、他の先生の実践に触れたり、違う視点からのアプローチを聞いたりする中で、自然に自分のやり方を振り返る視点ができることでしょう。


もちろん、教師の仕事に直接つながる研修だけでなく、映画やコンサート、ミュージカル、お祭り、地域の行事、自然散策、旅行、スポーツなどなどあげればキリがないですが、普段は仕事でなかなかできないことに挑戦するいい機会となりますね。


何がきっかけで、教師力のプラスになるかわかりませんので、広くアンテナを張っておくことが必要かもしれません。これは、教師に限らず、ビジネスマン、キャリアウーマンとて同じですね。


昨年夏、お盆休みに、宿泊しての保育研修に参加しました。私は、もともとサラリーマンでしたので、「保育業界の常識とは・・・」などという固定観念はないのですが、全国のすばらしい保育に携わる人々の話は、大きな財産となりました。夜な夜なアルコールが入っての熱い話でした(笑)。これらは、ホワイトきゃんばすの保育にも、いいとこ取りで、活用させてもらっています。


素晴らしい保育を真似することは恥ずかしいことではありません。この夏も「子どもたちの笑顔」につながる素敵なネタを探すとします。