グレート・ホワイト・シャーク

日本名は、ホオジロザメです。今日のNHK特集は、このホオジロザメが主役です。どうも、この手の内容には、問答無用にはまってしまう私です。


まだ中学生の時に、映画「ジョーズ」を見ました。それはそれは、衝撃的で、しばらくは海に行くことさえ恐怖に感じたことを思い出します。保育園の園児には、絶対に見せたくない映画の一つですね。(笑)


そんな「ジョーズ」のモデルとなったサメが、ホオジロザメです。すっかり悪名高き人喰いザメというイメージが定着しています。おとなしい性格のジンベイザメと並んで、サメの中では2大スターですね。ベビーフェイスのジンベイザメに対し、ヒールのホオジロザメといったところでしょう。


撮影も命がけとなるので、このホオジロザメの生態は、まだ詳しくはわかっていないそうです。世界の海に広く生息しており、日本近海でも毎年のように、ホオジロザメが発見されています。過去には、ホオジロザメに襲われて、命を落とした漁師やダイバーもいるそうです。


アザラシやオットセイの繁殖地の周辺の海域に集まることが多く、NHK特集では、あらたな生態の謎に迫っていました。100メートル以上の深い海まで潜り、海底から水面近くで泳ぐオットセイなどを襲うようです。


なんせ、体長5メートルもある巨大ザメですので、動きはそれほど俊敏ではありません。獲物に逃げられるケースも多いそうで、こうした作戦を取るそうです。また、ホオジロザメは賢いサメで、獲物を襲うときには、過去の成功と失敗の経験を生かすそうです。なんだか、ますます興味がわいてきます。


ホオジロザメを研究して30年という男性のチームの直近レポートという番組構成でしたが、ホオジロザメの迫力の映像とともに、一つのことに30年も取り組むことの素晴らしさも感じた次第です。


ホオジロザメから「継続は力なり」を学ぶ・・・そんなオチでおしまいです。(笑)