園児が給食の食材を買い物しました

今日の給食当番は、園長だったのですが、実は、昨日の寺子屋の時間は、「明日の給食の食材を買いに行こう!」でした。

 

メニューは、「ハヤシライス」「温野菜サラダ」「スープ」そして、午後のおやつは「果物」です。寺子屋さんたちが、考えて買い物をするのがミソです。

 

「ハヤシライスには、何を入れる?」すると、4歳男の子が「玉ねぎとじゃがいもとニンジン」と答えます。すると、5歳女の子が「それじゃ、カレーライスじゃない・・・ハヤシライスは、お肉と玉ねぎだよ」

 

肉売場に到着すると、「何の肉を買えばいいかな?」ここでは、牛肉という答えがでなかったので、「カレーライスの肉は、トリでも豚でも牛でもいいけど、ハヤシライスには、牛の肉を使います」と勉強しながら、買い物かごへ牛肉を入れます。

 

ハヤシライスのルーは、デミグラスソースにするかトマト味にするか、子どもたちの多数決で、デミグラスソースに決定。玉ねぎは、バラ売りを子どもたちが6個チョイスします。

 

「野菜サラダは何にする?」これには、4歳女の子の「ブロッコリー」で決まりです。「スープ」は、3歳男の子が豆腐の味噌汁が飲みたいで、シンプルに決定。

 

午後のおやつの果物は、りんご・いちご・キュウイフルーツ・なし(売ってませんが)・みかん・バナナと意見が割れます。5歳女の子が「わたし、りんご食べられな~い」と主張し、みんなが食べられる果物ということで、バナナに決定です。最後に、牛乳をカゴに入れて、セルフレジに向かいます。

 

セルフレジで商品をスキャンするのも子どもたちの仕事です。ふだんのママとの買い物で、慣れている園児は、他の園児にセルフレジの操作方法を教えています。

 

ということで、今日の給食は、子どもたちが、自分たちで食材を考えて買い物をしたのです。5歳女の子は、この買い物が楽しかったことを帰宅後ママに延々と話をしていたそうです。ショッピングセンターの環境をフルに活用した寺子屋でした。

 

当然、給食のハヤシライスは、おかわりラッシュで、あっという間に完食です。(笑)