パズルに挑戦

昨日の寺子屋ではパズルに挑戦しました。パズルは、集中力を養うには最適な教材です。

 

3チームに分けて、それぞれチームリーダーが、一人ではなく、メンバー全員で協力してパズルを完成させるのが課題です。もちろん、順位は競いません。

 

9名のうち、5名は、パズル初挑戦です。子どもたちが親しみやすい、サンリオのキャラクターパズルを3種類用意しました。幼児対象ということで、難しすぎないように、今回は30ピースのパズルに挑戦です。

 

ついつい、大人が一緒だと、「まわりのピースから埋めていくと簡単だよ」なんて、やり方を教えてしまうところですが、今回の課題は、「1番に終わらなくていいよ。ゆっくり、チームで考えたやり方で完成させるんだよ。リーダーが一人でやらないように、みんなで楽しくやってごらん」

 

3チームのやり方は、三様です。見ている方が、「へえ~こんなやり方でやったんだ」と感心します。およそ、5分間くらいかけて、わいわいガヤガヤ楽しく完成しました。

 

「ぐでたまチーム」は、パズルに文字がたくさんあるので、文字をつなげるようにして、完成させました。と6歳リーダーが話してくれました。

 

「ハローキテイチーム」は、パズルの外側に絵があるので、その絵に合わせて、パズルを埋めていきました。と5歳リーダーが得意気に話をします。

 

「キキ&ララチーム」の6歳リーダーは、パズルに線のあとがあるので、その形と同じ形のパズルを置いていきました。と、このチームはこつこつと最後まで時間をかけて頑張りました。

 

大人がジグソーパズルをやると、まず、1辺が直線になっているピースを機械的に集めます。それが、外枠になるからですが、なんとも機械的で味気ないですね。子どもたちが考えるパズル作成方法には、セオリーにとらわれない、自由な発想があります。

 

たかがパズル・・・されどパズル・・・子どもたちの発想に脱帽です。