組体操

昨年度、保育園を卒園した園児たちが、小学1年生として、運動会でどれだけ頑張っているか、応援に駆けつけたのですが、どの小学校も、最終種目は、6年生の組体操です。

 

ピラミッドやタワーなど、支えになる児童と上に立つ児童のバランスをヒヤヒヤしながら見つめ、成功の姿だけでなく、失敗してしまった子どもたちにも大きな感動を覚えたのは、今でも鮮明に覚えています。

 

また、ずいぶんと昔のことですが、我が子の小学校6年の組体操では、その姿に、ほとんどの母親が感動で泣いていました。スピードを競うリレーと双璧をなす、運動会で花形となる種目が、組体操です。

 

そんな組体操が、相次ぐ事故やケガを理由に、廃止や高さ制限を決める自治体が、今、増えているそうです。平成28年度は、この4月からスタートしますので、今、各自治体が、ピンポイントで組体操をどうするべきかを決めているのです。

 

数字から見ると、中学3年男子を想定した場合、10段のピラミッドでは、一番下の生徒には、200キロの負荷がかかるそうです。自分の背中に、力士が乗った計算です。

 

運動会の花形として定着している組体操ですが、親も教員も賛否が分かれます。

 

「誰かの犠牲で成り立つ伝統や達成感なんてあり得ない」

「コミュニケーション能力を学び、成功体験で自信もつく。集中力や精神力も養われる」

 

ある小学校では、組体操をダンスなどの別の集団種目に替えたところ、保護者からは「面白くない」と苦情がきたといいます。一方では、「今は、逆立ちどころか腕立て伏せもできない子がいる。ケガをしたら元も子もない」という意見も・・・

 

さて、みなさんは、どう考えますか・・・

 

私が校長先生だったら、6年の保護者会を開き、「我が小学校は、こういう考えで取り組む」という、組体操で得られるプラス面をきちんと話すでしょうね。そこには、具体的な練習計画も安全対策もリスクも盛り込まねばなりません。もちろん、「やります!」という結論を持って、話をしたいのですが、反対が多数を占めたら・・・・いやはや難しい問題です。