今年度を振り返って②

いよいよ平成27年度最後保育となりました。日本中、どこでも3月31日は、節目の日となりますね。4月1日の新たなスタートを前に、様々な想いがよぎります。

 

卒園児が、元気に小学校1年生に通えるように、今日は笑顔でバイバイです。在園児も明日からは、学年が一つ上がります。新しく寺子屋さんの仲間入りをする8人は、今から道具箱を覗いては、わくわくしています。(笑)

 

さて、今日は「子どもたちの笑顔のために」の視点で、今年度を振り返ります。

 

①異年齢保育を通じて、子どもたちが大人になった姿を見据えての保育

②寺子屋3学年(3歳児・4歳児・5歳児)の学び合いでの成長。当番、お手伝いを通じて、人の役に立つことを学ぶ

③恵まれた屋上環境を十分に生かした保育

④「自分で考えて自分で答えを出せる人」に育てる、職員の園児へのアプローチ強化

 

大きな柱としては、この4つをホワイトきゃんばすの大切な核(コア)として進めていきました。

 

異年齢保育については、ホワイトきゃんばすの保護者以外は、まだまだ言葉すら認知度が低いのが現状です。まさに、大人になれば、様々な年齢をタテに動くコミュニケーション能力が問われます。今年度も様々なタテの関係が子どもたちの成長につながりました。

 

寺子屋については、年々園児の数も増え、保護者からの評価が高い取り組みになっています。何より、子ども同士の学び合いの効果が高く、それぞれの職員の授業もスキルアップしてきました。

 

屋上スペースは、東京ドームのグランドスペースの半分もあります。駐車場だったので、アスファルトの部分が多いと思われていますが、ファームやどろんこ広場、池に自然のままの草むらで子どもたちは、自分で考えた遊びをします。今年度は、5月に新たに、砂場を作りました。屋上は、自転車や三輪車に安全に乗れる環境です。今年度も3歳になったばかりの女の子が、早々に補助なし自転車に乗ることもできました。今年度の最年少記録です。

 

「自分で考えて自分で答えを出せる人」これは、大人でもなかなか難しいですね。今年はうれしいことに、寺子屋さん同士の会話で、「それくらい自分で考えなさいよ」というセリフを多く聞きました。子どもたちも「自分で考える」癖がついてきたようです。

 

「子どもたちの笑顔のために」取り組む内容は、たくさんあります。今年度、やり残したことは、新年度への宿題とさせていただきます。

 

とにもかくにも、平成27年度は、今日でおしまいです。ホワイトきゃんばすを支えていただいた保護者の皆様、運動会のグランドを提供していただく地域の皆様、イオンに買い物にくるお客様、このブログを通じて応援いただいた皆様。本当に、感謝申し上げます。ありがとうございました。