世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカ

屋上ファームの一番すみっこに、アスパラガス畑が1列あります。今年は、太い立派なアスパラガスが伸びてきました。実は、2年前に植えたアスパラガスです。最初の2年間は、細い茎を伸ばすものの、収穫はしませんでした。ようやく今年は太く成長し、給食に出せそうです。

 

寺子屋の時間は、ひまわりの種を蒔きました。もちろん、大輪のひまわりです。「みんなが蒔いたひまわりは、園長先生よりも背が高くなるんだよ・・・」と言うと、新人寺子屋さんの中には、「え~ホントなの?」と半信半疑の子も出てきます。(笑)

 

屋上ファームも春になり、エンドウ豆の収穫がピークをむかえ、ジャガイモの芽も大きくなりました。ここ数日で、とうもろこし、オクラ、インゲン豆、ミニカボチャの種を蒔きました。5月7日の保育参観では、親子で「さつまいも」を植えます。そして、5月10日は、待望のカゴメのトマト、凛々子(りりこ)の苗が届きます。屋上が、初夏の作物でいっぱいになるのです。

 

さて、世界でもっとも貧しい大統領と言われるホセ・ムヒカさんをご存知ですか。先日来日していたので、テレビを見た人も多いかもしれません。

 

彼は、南米ウルグアイの第40代大統領です。2015年3月に5年間の任期を終えて、現在は、一国会議員として、世界中をまわっています。

 

2012年6月、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロでの国連会議の場で、各国の首脳によるスピーチが行われました。アルファベット順なので、最後になって、ホセ・ムヒカ大統領が演台に立ちました。自分のスピーチが終わったら、会場をあとにする首脳が多く、そのとき会場はそう多くの人はいなかったそうです。

 

8分間のスピーチが終わると、静まり返っていた会場が沸き返り、耳を傾けていた聴衆が一斉に立ち上がり、演台に立つ男に惜しみない拍手を送ったのです。拍手は、当分の間、鳴り止むこがなかったそうです。

 

ホセ・ムヒカ大統領のリオ会議でのスピーチは、誰が言い始めたのか「もっとも衝撃的なスピーチ」と呼ばれるようになったのです。

 

どんなスピーチだったのか、気になりますね・・・つづきは明日。