エンブレム

今日は、春の雨となったので、階段トレーニングです。新入園児にとっては、ホワイトきゃんばす名物の階段トレーニングを初めて経験します。保育園前の階段を1階から5階まで、上って下りてのハードな内容ですが、毎回子どもたちは、疲れを忘れて楽しんでいます。

 

ショッピングセンターの3階にある保育園ですので、このトレーニングは避難訓練となるのです。「おうちに帰ったら、パパママに、階段を使いたい!と言うんだよ」と子ども経由で、保護者へも健康のために、階段利用を促すのです。(笑)

 

さて、2020年東京オリンピック、パラリンピックのエンブレムが先日決定しました。盗作疑惑から、あらためて一般公募され、14,599案の作品の中から、最終候補として4案が残りました。

 

みなさんの予想はいかがでしたか?

 

結果は、A案の「組市松紋(くみいちまつもん)」に決まりました。多くの人が、予想外だったかもしれませんね。ちなみに、私の予想は、華やかなイメージのD案でしたので、見事に外れました。(笑)

 

エンブレムは、そのデザインだけでなく、そこに込められたメッセージが大切になってきます。企業ロゴなどは、メッセージの方が重要になる場合もありますね。

 

決定したエンブレムに込められたメッセージは、「江戸時代に、市松模様として広まったチェッカーデザインを日本の伝統色である藍色で粋な日本らしさを描いた。3種類の異なる四角形を組み合わせ、国や文化、思想の違いがある人々が1つになるオリンピックとパラリンピックに・・・多様性と調和のメッセージを込めた」ということです。

 

4つの案のどれに決まっても、必ず批判があるでしょう。人それぞれ、好みも考えも違うのですから・・・今回のエンブレムは、そんな「違い」を認めあいましょうというメッセージとも受け取れますね。

 

私たちがあと4年でできることは、このエンブレムに文句をつけることではなくて育てることですね。込められたメッセージは、世界に発信するに値する素晴らしい内容です。あとは、この思いを4年間かけて、もっともっとあたためていきたいですね。