初めてのキャッチボールとお箸

親子でキャッチボールというシーンを最近はあまり見かけなくなりました。保育園の子どもたちも、ボール投げから始めようと、今日から興味を持った園児の練習がスタートです。昔は野球少年で、おやじになった今でもソフトボールで白球を追いかける、おやじ園長の得意分野です。

 

グローブを持って、ではなく、素手でできるソフトカラーボールを使って、壁あてから始め、子どもたちのボールの投げ方を見ます。初めての練習ということもあり、遊び感覚で、かなり長い時間集中して取り組むことができました。最初は、寺子屋園児が中心でしたが、2歳児の子どもたちも「ぼくもやりたい」と興味を示します。

 

次に、園長とのキャッチーボールを順番に行います。キャッチボールの基本は、相手が取りやすいところにボールを投げることです。相手の顔から胸をめがけて投げるのですが、子どもたちの投球は、あっち行ったりこっち行ったりです。(笑)

 

まだ自転車に乗れない園児が、ボール投げのセンスがあったり、その逆だったりと、予想外のこともあり、これからが楽しみになってきました。屋上遊びの一つになります。

 

そして、今日はもう一つ。「お箸を使って給食」をスタートさせました。これも寺子屋園児を対象に、チャレンジしたい園児から始めました。小学校の給食では、お箸を使うので、5歳児の年長園児は、お箸で給食が当たり前になれるようにしていきます。3、4歳児については、少しづつ進めていきますが、保育園では、憧れやマネしたいという心理が働くので、以外に早くマスターしてしまうかもしれません。

 

今日のところは、すでにおうちで箸を使っている園児と、今日初めて使う園児で、技術的には個人差が大きかったですが、箸が上手に使えないから給食の時間が苦痛とならないように、無理せず、「スプーン&フォークでいいよ」で進めていきます。

 

子どもたちが、大人になるまでに初めて経験することは山ほどありますが、キャッチボールが下手くそで、運動神経なしのレッテルを貼られてしまうことのないよう(笑)、また、お箸については、日本人の食生活の基本となります。箸を使ったゲームなどで、楽しく子どもたちが身につけていければと思っています。

 

今日は、グリーンピース1つをきちんと箸でつかめた女の子・・・すでに箸の持ち方は完璧でした。