捨てる勇気

保育園のプール開きは、7月4日ですが、今日のような、真夏の暑さになると「プールやりたい!」と子どもたちの声がうるさくなります。(笑)

 

リクエストに応えて、子どもたちは、シャワーの水を気持ちよく浴びて、小さい園児は、たらいの水で、水遊びです。途中、ビワの実を食べに走る園児がいれば、池のカメにちょっかいを出す園児も・・・そして、早くも、ミニトマトが8個真っ赤になって、収穫できました。

 

「トマト食べたい人は?」と声をかけると、ちょうど8人の園児が、やってきました。4歳男の子は、トマトをモグモグさせながら「最高だね!」なんて、大人のコメントです。(笑)ミニトマトもカゴメから48本の苗をいただいた凛々子(りりこ)トマトも、今のところ、順調に育っています。

 

さて、6月に入り大学4年生を対象にした面接が進んでいます。今年から、就職活動解禁が6月ということで、私の長女も慣れないリクルートスーツを着て、企業回りをしています。

 

日本における「会社」は、かつては終身雇用が当たり前で、会社の指示通りに働けば、安定した人生が送れると考えた時代もありました。しかし、今は、自分をどう成長させ、会社にどんな貢献ができるのかを考えながら働く自律型人材が求められるようになってきました。

 

要は、指示待ちではなく、自分で決断できる人しか企業は必要ないということですね。人生の大きな節目になる就職において、複数の内定をもらっている学生は、「捨てる決断」をしなければなりません。

 

現在の大企業が、このまま何十年も続く保証はないですし、今は無名でも、将来性を感じる企業もあるでしょう。何を基準にして、そして、自分がやりたいことは何かを考えて、多くの人に助言をいただいてもかまわないでしょうが、最後は自分で決断するしかありませんね。長い人生、決断ができる人になってもらいたいですね。

 

我が長女は、まだ決断ができていません。私のアドバイスは簡単で「自分で決めなさい」と言うだけです。