ランドセル白書2016

来年小学生になる5歳女の子・・・明日ママとランドセルを買いに行くそうです。私の住む指扇(さしおうぎ)に、知る人ぞ知るランドセルの販売店があり、ホワイトきゃんばすの園児には、特別対応していただいています。その店で、お気に入りを予約して、職人さんが、じっくり手作りで完成させます。

 

「もうランドセル?」と思った人が多いかもしれませんね。実は、ここ数年のランドセルは、夏休みが終わるまでに約40%、秋までに約70%が購入するそうです。年明け直近での購入は、年々減っているそうです。

 

どこで購入したかについては、百貨店、量販店、専門店、WEBなどの購入割合がほぼ同じと、今の子育て世代の様々なライフスタイルが想像できます。価格は、大きく3万円から8万円で84%の構成比です。この価格帯では、大体同じくらいの割合です。

 

そして、注目は色です。私が小学生の頃は、当然ですが、男子が黒、女子が赤以上2色のみでした。これも、ここ数年は大きく変化しています。

 

まず、男子では・・・黒58%、紺17%、緑8%、茶4%、その他13%と、原色以外にほぼ収まるのですが、女子では・・・赤26%、ピンク24%、茶9%、キャメル5%、水色12%、その他24%となっています。その他の構成比が24%あるのは、様々な色を選んでいるということですね。ちなみに、その他ではパープル系が多いそうです。この春ホワイトきゃんばすを卒園した女子の中で、一人、赤ではなく紫のランドセルを選んだ子がいます。見せてもらいましたが、大人好みの飽きのこないシブい色です。

 

たいがい、買う店はママが決めて、商品を選ぶのは子どもというパターンが多いそうです。小学校入学前の、特に女子は、「私はこのランドセルにする!」というこだわりをきちんと持っています。ランドセルは、今やカバンという概念を超えて、自分を表現するツールになっているのかもしれません。私の時代からは、大きく進化しています。(笑)