手作り金メダル

帰宅すると、就職内定が決まって、遊びまくっている22歳の長女が、今日は、スキューバーダイビングのライセンスを取ったと言っています。早朝から、西伊豆で最終テストを受けて、水深30メートルまでダイビングできると豪語しています。

 

父は、浅瀬のシュノーケリングしかやったことがないのに、こうして、どんどん親が知らない世界を体験しているようです。先日は、台湾でグルメ三昧・・・今回のスキューバーダイビングの目的は、パラオの海をもぐることだそうです。

 

ここで、「遊んでばかりでけしからん!」と思うか「人生に遊びは必要・・・どんなことでも、社会に出てから生きてくる」と思うか・・・仕方なく、後者で納得する父親です。(笑)

 

さて、保育園の運動会まで、あと2週間となり、子どもたちの練習は、本気度を増しています。体を動かすだけでなく、今日は手作りメダル作りで、子どもたちは勝手に盛り上がっています。6歳女の子が、「今から金メダルを作ろう!」と提案すると、寺子屋園児が、「ぼくも・・わたしも・・・」となったのです。

 

寺子屋園児の道具箱にある、お絵かき帳にメダルを丸く書いて切り取り、ひもにテープで貼るだけの簡単なメダルですが、このメダルには、運動会への子どもたちの気持ちが込められています。大きい園児が、まだ上手に作れない小さい園児に、手作り金メダルを作ってあげている姿は、とても、ほのぼのとした光景です。

 

そして、寺子屋では、運動会のプログラムの「ぬり絵」をやりました。今年のプログラムも、表紙は、子どもたちが自分でぬり絵をします。いわば、オリジナルのプログラムです。時間をかけて、様々な色を使って丁寧に色付けをする園児もいれば、「もう終わったの?」と、ササっと終わらせる園児と、ぬり絵の作業には、子どもたちの性格が、大いに現れます。

 

もちろん、「くまさんは、茶色だね・・・」なんて、先生は、口出しはしません。子どもたちが、自分で「こんな色を使ってみたい。」「自分で完成させる」ことが、大切な事だからです。素敵な(個性的な?)プログラムの完成です。