電通の「鬼十則」

昨年12月の女性新入社員の過労死からの自殺問題やクライアントへの料金不払いや、過剰請求など、ここに来て多くの不祥事が発覚し、矢面に立たされている「電通」は、ご存知の通り、日本最大の広告代理店です。日本中のありとあらゆる広告に絡んでいると言っても過言ではありません。マスコミなどにも大きな影響力を持った会社です。

 

その「電通」には、4代目社長の吉田秀雄氏による「鬼十則」と呼ばれる有名な言葉があります。

 

1仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。

2仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

3大きな仕事と取組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

4難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。

5取組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは・・・。

6周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

7計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

8自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

9頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

10摩擦を恐れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

 

どうですか、「殺されても放すな・・・」なんていうセリフに、これだから、ブラック企業なんだ!と思う人もいるかもしれませんが、私の世代のサラリーマンには、この10個の項目は、ジャストミートです。

 

次に、「裏十則」というのもあるそうです。こちらも読んでもらいます。

 

1仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。

2仕事は先手先手と働き掛けていくな。疲れるだけだ。

3大きな仕事と取組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。

4難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。

5取り組んだらすぐに放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に・・・。

6周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。

7計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。

8自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがれ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。

9頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。

10摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。

 

表が当てはまる場合も、裏が現実的だという場合も・・・私たちの細かい仕事内容を考えると、ケースバイケースかもしれませんね。

 

今の仕事のスタンス・・・この表と裏のバランスで、見直してみる必要があるかもしれません。あなたの、仕事における「立ち位置」は、それでいいですか?