お参りのルール

今日は、1月15日ですね。まだ、私の世代の感覚では、1月15日=成人の日というイメージが強く残っています。1月も半分過ぎたことになりますが、年が明けて、初詣に行かれた方も多いと思います。

 

先週のおやじ旅の最後に、埼玉県日高市にある「高麗(こま)神社」のお参りをしたのですが、ここでも、神社をお参りする時のマナーをテーマに、おやじどものうんちくトークが始まってしまいました。(笑)

 

鳥居をくぐる時は、必ず一時停止をして、軽く会釈をしなければならない・・・

参道の真ん中は、神様の通り道なので、決して歩かず、端を歩く・・・

もともとお参りの前には、近くの川などで全身水をかぶって身を清めるのがルール。さすがに、それはできないので、手水(ちょうず)が、その代わりになっている・・・

 

犬を連れている人を見かけると、「ありえない!」と声を荒げるおやじたち・・・鳥居の中に、犬などの動物を入れるのは、マナー違反と手厳しく指摘をします。(笑)

 

そして、あまり知らない人も多いかもしれませんが、初めて参拝する神社では、必ず、自分の名前と住んでいる住所を言います。今回のおやじ旅では、全員初めて「高麗神社」を参拝したので、「名前と住所を忘れるなよ・・・」と事前確認です。

 

そして、初めての神様に、ずけずけと我欲の願い事をするのはご法度です。神様からすれば、「初対面のこいつに、いきなり、図々しく願い事を言われても・・・」となります。まずは、参拝できたことを感謝し、願い事は、何度か訪れて、神様に自分の存在をわかってもらってから・・・と言われています。願い事ではなくて、「今年の誓い」を宣言するのが、神様からの好感度が上がるようです。

 

もちろん、犬がOKの神社もありますし、参拝のルールもその土地ごとに違ってきますので、こうしなければいけないという1つのルールではありません。ただし、参拝に限らず、マナーが良いことは、人としてのカッコ良さにはつながりますね。

 

今日もセンター試験ですが、受験生たちの多くは、学業の神様などに、合格祈願をしたことと思います。「絵馬」には、具体的な学校名も明記されていますね。

 

しかし、忘れてはならないマナーは、無事に合格したことへの「お礼参り」です。(笑)