グループで好きなチョコレートを選ぶ

寺子屋恒例の、グループでの話し合いを今日の寺子屋で行いました。バレンタインデーも近いということで、「グルーで好きなチョコレートスイーツを1つ選んで、その理由をリーダーが発表」が課題です。

 

ホワイトボードには、板チョコ、粒チョコ、ヌガーチョコ、マーブルチョコ、ナッツチョコ、チョコレートケーキ、ザッハートルテ、オペラ、チョコレートフォンデュ、チョコレートアイス、チョコレートドリンク(ホット・アイス)、マカロン・・・

こんな感じで、美味しそうなチョコレートスイーツの画像が並びました。

 

昨年度の卒園児、今は小学校1年生の女の子の将来の夢は「パティシエ」でした。チョコレートを作る職人は?に、さすがに「ショコラティエ」と答えられた園児はいませんでしたが、子どもたちの頭の中は、すっかり「甘~いチョコレート」に洗脳され始めています。(笑)

 

5歳男の子がリーダーのグループは、「アイスチョコレートドリンク」と「チョコレートアイス」に意見が割れたようですが、リーダーの意見で「チョコレートドリンク」に決定です。理由は、「まだ飲んだことがないので、味見をしたくなったから・・・」だそうです。なかなかユニークな理由です。(笑)

 

6歳女の子がリーダーのグループは、リーダーが、一人一人の意見を聞くことからスタートさせました。そして、リーダーの「マカロンがいいわ・・・」の声に、いつの間にか他の園児も同調していきます。しかし、リーダーが「どうしてマカロンがいいの?」と一人一人に聞くと、様々な意見が出てきます。「マカロンにしました。理由は、食べた時のやわらかい食感がいいことと、色もたくさんあって選ぶのが楽しいし、中に入っているクリームもどんな味がするのか、わくわくするから・・・」これは、大人顔負けの意見です。いつ、食感という言葉を覚えたのか、ビックリしました。

 

6歳男の子がリーダーのチームは、リーダーが、どう進めていいのか悩んでしまい、沈黙です。話し合いも始まりません。サブリーダーの5歳男の子が、何とか口火を切り、「リーダー・・・一人一人好きなチョコを聞いてみたらいいんじゃない」と園長が流れを作ると、ようやく意見が出てきました。「マーブルチョコレートです。理由は、色がたくさんあって美味しそうだからです」

 

幼児に、リーダーの役割をさせて、グループ討議をしなさい・・・は、かなり高いバーへの挑戦ですが、日頃から「自分で考えなさい」と子どもたちに言っているせいで、今日は年小の園児たちも、活発に発言をしていました。4月になれば、寺子屋の先輩となるので、今日の姿は、心強く感じます。

 

極めつけは、寺子屋が終わって、夕方の自由時間でのこと。6歳女の子が5歳男の子に「ねぇ~私の遊びのマネばかりしないで・・・!自分の遊びを考えなさいよ・・・!いったい〇〇君は、何がしたいの・・・!?」苦笑いの園長です。(笑)