ひな祭りと金魚とクチボソと鮒とカダヤシ

今日は3月3日・・・ひな祭りですね。子どもたちは、朝の会では元気に「ひな祭り」を歌って、給食は「ちらしずし」です。イクラやマグロやサーモンを使った大人のちらし寿司ではありませんが、酢めしに子どもたちの反応は様々です。

 

どうしても食べられない園児は、何と、ひな祭りのお吸い物をちらし寿司にかけて食べるという大胆な作戦に・・・「おいしい!」という声に???です。(笑)午後のおやつも、豪華バージョンです。パンケーキに、生クリームとバナナをサンドしたワッフル風デザートです。こちらは、全員、速攻で完食です。

 

さて、屋上の池にも春がやってきました。先週、子どもたちがじっくりと魚を観察できるようにと、池の整備をした時には、一匹の魚も姿を見せませんでした。今日は、フレーク状になったエサを池にまくと、水底から湧き出るように、魚たちが続々と水面に出てきました。

 

赤色の金魚が一番目立ちますが、15センチぐらいまで成長したフナが、大きな口で一気にエサを食べます。メダカに似た小魚は、実は「カダヤシ」という魚です。くちぼそやタナゴも泳いでいます。熱帯魚専門店などでは、アロワナなどの大型の肉食魚のエサとして「雑魚(ざこ)100匹980円」などで、売られている魚も、屋上の池では、差別なく自由に泳いでいます。(笑)

 

水底の土の中には、ドジョウにシマドジョウ、ハゼをミニチュアにしたようや「ヨシノボリ」という愛嬌ある魚も住んでいます。ザリガニもウシガエルのおたまじゃくしもどこかに潜んでいるはずです。そして、冬眠中のクサガメは4月には姿を見せてくれることでしょう。

 

今日は、ざっと100匹以上の魚が、冬の間ほとんどエサを口にしないで、越冬していたのか・・・もの凄い勢いでエサを食べています。やがて、葦の若葉が芽を出します。黄色の菖蒲が、花を咲かせるのは4月末ですね。その頃には、自然の彩で池が包まれていることでしょう。

 

子どもたちの屋上遊びに、池の観察が加わりました・・・。