地域デビューしていますか?

いよいよ屋上ファームも春のシーズンへ突入です。今日は、ジャガイモの植付けをしました。「キタアカリ」という人気の品種で、じゃがバターにすると、ホクホクとても美味しいのです。

 

1歳までのほとんど園児が、今日は参加しました。タネイモをしっかりと手に持って、土の中に植えていきます。約10センチくらいの深さにして、土をかけて、手でトントン叩きます。芽が出て、大きくなるたびに、土寄せをして育てていきます。6月末には収穫できるでしょう。とても楽しみです。花の色は白かな?

 

さて、「男性のみなさん、地域の活動や仕事以外のコミュニティーに参加(地域デビュー)していますか?したいですか?」と朝日新聞がアンケートをしたところ、意外にも、男性陣も前向きな回答が多かったそうです。

 

「している42%」「していないが今後はしたい40%」「していないし今後もしたくない18%」という結果です。地域でのコミュニティーを図りたいと考える男性が、80%以上もいるということですね。

 

女性と違って、男性の場合は、会社関係の付き合いか学校時代の友人くらいしか、付き合いの幅が少ないというのが、多くのパターンです。それ故に、会社を定年退職した後には、「何もすることがなく、途方にくれる」おじさんたちが多くなるのです。

 

自治会、町内会、消防団、小学生の登校する子どもたちの見守りなどのボランティア、趣味のサークル、花壇の整備、老人会・・・・あげればキリがありませんが、「仕事しかしてこなかった人が、ここまでいろいろやるのは想定外。でも、楽しそうでよかったです」という妻の声があるようで、「楽しんで生きている」という感じが、大きく伝わってきます。

 

もちろん、人間関係が煩わしいし、一人でいることの方が楽しい。仕事では、イヤイヤ飲み会に行っていたのに・・・定年となり、ようやく世間のしがらみを脱することができた。と考える人もいるでしょうから、地域デビューをした方がいいとか悪いとかの話ではもちろんありません。

 

この私も、PTAでの活動をするまでは、会社&昔からの友人という狭い枠の中で生きていました。しかし、地域デビューをすると、色々な素晴らしい人との出会いが、間違いなく広がっていきます。それは、あらたな人脈となり、大きな財産となります。もちろん、お金では買えないものですね。

 

どうですか・・・少しだけ煩わしさを受け入れてみるのもいいですよ。ただし、無理をしないで、少しづつ、ウマのあう人を見つけてみませんか。