帰還困難区域

3連休明けの保育園です。屋上ファームのサヤエンドウがどんどん大きくなって、今日はバケツ一杯分の収穫です。すでに、エンドウ豆の背の高さは、子どもたちをはるかに超えており、まだしばらく、収穫が楽しめそうです。

 

そして、もう一つ子どもたちのわくわくドキドキ体験がありました。カブトムシの幼虫の採集です。屋上のビートルハウスの幼虫ではありません。自然の場所です。午後に、カブトムシの幼虫を触っても平気な園児を連れて、その場所に向かいます。

 

実は、保育園があるイオンの敷地内に、カブトムシの幼虫が繁殖している秘密の場所があるのです。先日、たまたまビートルハウスに入れる枝木を探していたら、地表に幼虫のフンがたくさんあり、土を掘ってみると、幼虫が出てきたのです。

 

今日は、6人の園児がいたので、一人一匹ずつ採集して、屋上のビートルハウスで飼うことにしました。「3齢」という言い方をしますが、サナギになる前の大きな幼虫です。最後にどれだけ食べて大きくなるかによって、成虫のカブトムシの大きさも決まるのです。カブトムシの成虫の寿命は、長くても1カ月くらいですが、その間に、いくら樹液をたくさん食べても、体は大きくなりません。幼虫の大きさ=成虫の大きさなのです。

 

もちろん、この場所は、まだ誰にも知られていません。意外な場所ですが、来週あたり、寺子屋の園児を連れて行こうかと思っています。

 

さて、今日は「帰還困難区域」の話です。この言葉・・・聞いたことがありますか。そう、東京電力福島第一原発に近い、福島県浪江町や双葉町などの一帯です。

 

昨日、青森から帰るにあたって、仙台から常磐自動車道を利用しました。そして、南相馬インターを降りて、一般道である、国道6号線を走ったのです。当然ですが、「帰還困難区域」を通行します。

 

現在でも、歩行、自転車、自動二輪車についての通行はできませんが、自動車での通行は、許可証なしでもできるようになったのです。当然、放射能の数値が表示されており、安全であることが確認できます。

 

そして、車は、浪江町の「帰還困難区域」に入りました。そこには、驚くべき光景が広がっていました。車内にいた4人全員の口が、重く閉ざされます。

 

つづきは、明日のブログにて・・・。