マルベリージャム

今日は、園児全員でジャガイモ掘りをしました。土曜日に試し掘りをした園児は、今日初めての園児に、ドヤ顔で掘り方を教えています。(笑)

 

土の中から、まるまる太ったダンゴムシが出てきます。実は、愛らしいダンゴムシは害虫に分類され、ジャガイモが大好きです。虫がかじった跡があるじゃがいもは、ダンゴムシが食べたのです。いつものように、幼虫に大騒ぎしながら、子どもたちは、夢中でジャガイモ掘りを楽しんでいました。

 

小ぶりのじゃがいもばかりですが、そのまま素揚げにして食べるのもいいですね。子どもたちは、大事にお土産で持って帰りました。ファームのジャガイモは、男爵イモが3列残っているので、大きさは、こちらに期待します。

 

さて、今日の寺子屋は、桑の実のジャム・・・かっこよく横文字で、マルベリージャムを作りました。昨日、保育園に近い総合公園のすみにあって、あまり知られていない、桑の大木から採取したマルベリーを使います。私が、夢中で桑の実をザルに入れているので、ウオーキングの人が「何やってるんだ?!」と見ています。

 

「何か、赤い実を取っているぞ・・・」なんて、若い世代は、ヒソヒソと話しています。どうやら、桑の実であることは、知らないようです。桑の実を求めて、ヒナドリなどの鳥がたくさん木の上の方で群れになって鳴いています。鳥たちにとっては、最高のデザートですね。

 

昨年の親子遠足に行った園児は、桑の実の食べ放題を経験していますが、新人さんは知りません。そこで、桑の大木の写真、桑の実が連なっている写真、そして、蚕(かいこ)の写真で勉強してから、いざ、キッチンのナベに向かいます。調理の先生の指導の下、順番にジャム作りを経験しました。

 

ジャムですので、桑の実の20%くらいの砂糖を入れ、最後にレモン汁を加えて煮詰めるだけです。焦がさないように、ヘラで混ぜるのが子どもたちの仕事です。甘酸っぱい、美味しい味となりました。ハート型の容器に詰めて、寺子屋さんのお土産です。

 

明日の朝食で、パンに塗るも良し、ヨーグルトに添えるのも良しです。これを機に、どんどん子どもたちには、厨房に立って、ママの手伝いをしてもらいたいと願う園長ですが、ママの本音は、「時間が3倍かかる・・・!」そうです。(笑)