どろんこ遊び

今日は、子どもたちが楽しみにしていた「どろんこ遊び」を行いました。梅雨の天気で、雨が予報される中、時々薄日も差し、暑くもなく寒くもない天気となりました。結果オーライです。

 

どろんこ遊びというと、どんな光景を思い浮かべますか・・・ちょうど田植えの前のどろんこ状態の中を子どもたちが、洋服を着たまま、真っ黒になって遊ぶアレです。屋上のどろんこ広場に水を入れて、ドロドロ状態で遊びました。

 

ビデオ撮影、写真撮影をばっちりにするために、最初のカットは「今からどろんこ遊びをするぞ!オー!」の掛け声で、泥水に入る演出です。しかし、子どもたちは、園長のビデオのシナリオなどどうでもよく、早く入りたくてウズウズしています。そして、午前10時に、どろんこ遊びスタートです。

 

昨年、抜群の運動能力を持ちながら、ドロ水の中で泣いてしまった2歳女の子・・・今年は、見事にリベンジを果たし、絶好調で、まっくろくろすけです。(笑)

 

今年初めてどろんこ遊びに参加する園児は、予想外に大活躍です。どろんこ山のてっぺんから自然にできたすべり台を気持ちよく滑ります。泣いてしまった園児はゼロです。1歳の園児も積極的にドロ水に入っています。

 

子どもたちの、ドロだらけの姿と笑顔と頑張りをたくさん写真に収めたので、本日は号外で「ホワイトきゃんばす通信」を発行し、保護者へは、我が子の晴れ姿を見てもらっています。明日の連絡ノートの感想が楽しみです。

 

話しは変わりますが、ドロといえば、埼玉県には隠れた産物があります。珍しいところでは「土」です。実は、大相撲の両国国技館の土俵には、埼玉県内の荒川流域で採取される「荒木田土(あらきだつち)」が使われているそうです。荒木田土は砂粒と混ぜて土俵に使用します。テレビで見る土俵は、まるで鏡面のように美しいですね。それだけではなく、1日100組の取組みが15日間続くのです。あの巨漢力士が動き回ってもビクともしない強固な土は、フロム埼玉なのです。

 

子どもたちのどろんこ遊びを見ながら、今日は「土」に感謝した次第です。ファームの野菜も土がないと育ちませんね・・・(笑)