子どもと考える「地球温暖化」

今日もプールなしの屋上遊びです。子どもたちが、池の魚にエサをあげていると、一人4歳女の子が、「せんせい・・・せんせい・・・」と腕を引っぱります。「なんだか、草の中に黒い大きな生き物がいるみたい・・・」

 

実は、2日前から行方不明となっていた、池のカメでした。ここ2カ月で、3度目の脱走を図り、今回だけは、カラスかトンビに捕まってしまったか、自力でスロープを下って行ってしまったか・・・この2日間の子どもたちの懸命な捜索も、カメの発見には至りませんでしたが・・・とにもかくにも、子どもたちの「よかった!」の声にホッとします。子どもたちは、カメを持ち上げて、じっくり観察した後に、池に返しました。フェンスのすき間をしっかりと板でふさぎます。

 

さて、今年の4月26日のおやじ園長のブログ~「核兵器禁止条約」を子どもと考える~を読んだ、NHKの番組「あさイチ」のプロデューサーから連絡がありました。8月末に、「戦争について子どもと考える」という内容で、特集を組むそうです。当然、核兵器についての内容は、大きな問題として扱われることでしょう。

 

園長が、保育園の園児と「戦争について」語り合っていると思ったようで、ブログの内容は、子どもを持つ不特定多数の親への呼びかけという話をすると「今は多くの人に話を伺っております。深い話をお伺いすることになったら、あらためて連絡します」と言われ、今も連絡がないので、おやじ園長のNHK出演はなくなりました。(笑)

 

めげずに、今日は「地球温暖化」を子どもと考えるです。戦争よりも、話し易い内容だと思います。

 

日本の平均気温は100年間で1.19度も高くなっているそうです。たった1.19度と思ったでしょうが、平均ですから、毎日100年前より1.19度高いということです。

 

その原因は、大気中に二酸化炭素などが放出され、熱が宇宙に放出されずに、地球の圏内に熱が閉じ込められてしまうからですが、この温暖化を食い止めるために、世界中の国が結んでいるのが「パリ協定」です。

 

この「パリ協定」を遵守して、世界の国々が二酸化炭素削減に取り組んでいけばよかったのですが、排出量世界2位の米国が、トランプ大統領就任後、パリ協定からの離脱を表明しました。

 

「どうして?」「なぜ?」と子どもたちの「問い」がたくさん出てきそうですね。今夜は、子どもと考える「地球温暖化」はいかがですか?