稼ぐ人は、子どもの頃何してた?

今日は、行政の保育園立入り調査がありました。年に一度の事ですが、朝から少しピリピリムードの園長です。(笑)

 

書類チェックがざっと20項目に、聴き取り調査に現場確認です。今回の調査で、何か問題があるようなら「証明書交付」が剥奪されるからです。証明書とは、国が定める認可外保育施設指導監督基準をクリアしているという内容です。結果は、指摘事項なしということで、継続して、証明書交付の保育園ということになりました。

 

最後に、「是非とも屋上の環境を見学したい」ということで、屋上を見てもらいます。広いだけでなく、ファームでの活動や、自転車にすぐに乗れる子どもたちのことや、子どもたちが、大人が想像できないような遊びを自分で考えることも感心されていました。

 

さて、「比較的収入が高い人は、子どもの頃に〇〇をしていた・・・」というテーマは、教育界では、たびたび話題に上がります。

 

ある調査によると、「稼ぐ人」の子ども期は、勉強三昧だったか?・・・答えは「ノー」です。自然体験や地域行事への参加頻度が高いという結果になったそうです。いわば「体験が人を育てる」と言ったところでしょうか。

 

このデータ結果を素直に受け止めるならば、「おうちや人のお手伝いなんてしなくてもいいから勉強しなさい」は、NGとなり、「勉強なんて二の次でいいから、困っている人の手伝いに時間を使いなさい」が、正解のようです。もちろん、勉強を教えてあげるというのもお手伝いですね。

 

他者への共感のないガリ勉は、結果的にはエゴの増幅にしかならないだけでなく、高い確率で高学歴ニートになると言われています。

 

「勉強やったか?」が口癖になっている親は、今日から「何か人のお手伝いをしたかい?」という質問に変えるだけでも、子どもの生きるスタンスが変わるかもしれませんね。

 

どうですか、試してみませんか?