あなたの個性を見せて

個性の話で、面白いコメントを発見しました。

 

小学校・・・個性は認めない

中学校・・・個性は認めない

高校・・・個性は認めない

大学・・・個性的な人がかっこいい

就活・・・あなたの個性を見せて

社会人・・・個性は認めない

どうですか・・・思わず「あるある・・・そうそう」と思った人が多いかもしれませんね。10年前くらいの日本なら、かなり当たっていると私も思います。特に、就職活動で、新入社員には「個性」を求めながらも、入社後は、社風を遵守させるというところは、大いに笑えますね。

 

もちろん、今では多くの企業が、「自分で考えない・・・自分の意見も言えない・・・趣味もなし・・・」いくら、会社のために一生懸命に働く人材でも、「個性」と言われるものがないと、評価されない時代になってきました。

 

「みんな一緒でみんないい」から「みんな違ってみんないい」に考え方も変わってきています。

 

保育園の子どもたちを見ていると、まさに「個性」の原石です。大人になるまでに、個性の花を咲かせるか、埋没させてしまうか・・・私たち大人の腕の見せどころでもあります。

 

人の迷惑になることやルールなど、時には厳しく守らせることと、子どもたちの発想で自由にさせることの線引きを明確にすることが大切だと思っています。何でも「ダメダメ」では、挑戦するどころか、常に大人の顔色をうかがう子どもになってしまいます。逆に、何でもかんでも「個性だから・・・」と子どもがやることをすべて容認していては、規律性ゼロのギャングキッズになってしまいますね。

 

子育ては、白か黒かの二者択一ではなく、バランスという線引きが大切です。我が子の個性を伸ばすにも、親としての線引きが重要になります。もちろん、子どもの性格によるので、兄弟でも違ってきますね。

 

保育園では、先生によって、どこで線引きをするかは、厳密には違います。子どもを1つのモノサシで判断しないためにも、これはこれでいいのです。パパとママが違うのも当然ですね。

 

では、我が子を個性的な人にするのは良しとして、具体的な手段は、「どこで線引きをするか」ですね。マニュアル本に振り回されることなく、自分の基準を作ってしまう方がいいかもしれません。

 

大人の個性・・・パパママの個性を見せることも必要なら、大人も今からでも遅くありません・・・個性的な自分を磨いてみませんか・・・(笑)