大学センター試験

今日も子どもたちは、屋上の天然アイスリンクで、スケートです。子どもたちのお気に入りの技は、「イナバウアー」です。反りが甘いのですが・・・(笑)

 

さて、今日、明日はセンター試験ですね。我が家の高校3年の次女も、受験生です。昨夜夜11時くらいまで勉強していたので、「目先の知識よりも、早く寝て体調万全が優先順位だろうに・・・」とつぶやく父です。娘なりに、最後まで、あがいていたいのでしょう。今朝は、「落ち着くんだぞ。わからない問題は、マークだけして後回しだぞ!」という、ありきたりで心に残らないアドバイスを送る父です。(笑)

 

この時期ですので、必ず大雪のトラブルや事故が発生し、ニュースになりますが、今日は、北海道で、JRの踏切事故に伴い、4人の受験生がパトカーで会場に送り届けられたというニュースがありました。お隣の韓国では、テレビでよく見るケースですが、日本では、センター試験が始まって、パトカーでの送迎は初めてのことだそうです。

 

学力試験ですので、受験勉強の目的は、当然「認知能力」を高めることにあるのですが、勉強だけではありません。受験生は、遊びややりたいことを我慢して、目標に向かって突き進んでいきます。勉強を進めるにあたっての様々な作戦も立てなければなりません。ここで求められる能力が「非認知能力」です。

 

日本の受験制度に関する意見は、多々あるでしょうが、少なくとも、受験勉強に取組んだ子どもたちは、「認知能力」だけでなく、最近、重要と言われている「非認知能力」も鍛えられているのです。

 

結果は、すべての受験生が志望校合格とはなりませんが、まさに、受験は結果ではなく、過程に意義があると言えるのです。受験生たちには、エールを送りたいですね。

 

現在のセンター試験は、マークシート方式で行われています。しかし、2021年1月から、センター試験は「大学入学共通テスト」となり、数学や国語で記述式の問題が出されます。また、英語は(読む・聞く)の2技能から、(読む・聞く・話す・書く)の4技能へ拡大されます。現在の中学3年生からが対象になります。

 

アクティブラーニングではありませんが、受験生にとって、自分の考えが反映される試験に変更となるのです。

 

どうですか・・・「自分で考えて自分で答えを出す」ことが、ますます問われることになりますね。