雪の結晶

今日は、この春2名の卒園児を送り出す小学校の「保幼小連絡協議会」に出席しました。「うちの〇〇と〇〇をよろしくお願いします」という話をしに行ったわけですが、楽しみは、授業参観です。2年生にホワイトきゃんばすの卒園児がいるのですが、元気に手をあげていました。「なんで園長先生がいるの?」と不思議顔です。

 

1年4組の音楽の授業が良かったですね。みんなで合唱するのですが、口がちゃんと開いて大きな声が出ている児童を歌っている途中に、担任が前に出していきます。そうすると、「私も前に出て歌いたい」となり、子どもたちの歌声が教室中に響き渡り、とても素晴らしかったです。子どもたちの競争心を上手に引き出す授業にあっぱれです。

 

さて、屋上の雪も日陰のところを除いて、ずいぶんと溶けてしまいましたが、今日の寺子屋は、名残惜しむように雪の勉強です。まずは、雪の中でもたくましく生きる、キタキツネ・エゾシカ・ペンギン・白鳥の写真を見せてその動物を当てます。キツネを犬や猫に間違える園児が続出です。(笑)

 

そして、雪の中に真っ白な小動物「テン」の写真を見ながら「どうして、この動物は白いの?」と質問すると・・・「だって雪が降ったから白くなったんだよ~」と言うので、「もし、この動物が黒かったらどうなる?」

 

すると5歳女の子が、「大きいい動物にすぐに見つかって食べられちゃう~」と答えてくれました。カマキリやアマガエルの「保護色」の話をすると、年長園児は興味津々だったようです。

 

次に、雪の結晶の写真を全員に配ります。「これは何だと思う?」と聞いてみると・・・

「氷じゃない」「ペンダントじゃないの?」「ダイヤモンドとは違うけど宝石?」「クモの巣かな?」「お花じゃないの・・・」と珍回答が続出です。最後に6歳女の子が、「雪だと思う・・・」と答えてくれました。

 

最後に、屋上から持ってきた雪を虫メガネで観察しました。顕微鏡ではないので、写真のような雪の結晶とはいきませんが、「キラキラして綺麗だね・・・」と子どもたちは、大興奮です。

 

この1週間・・・雪合戦や雪だるまを作って遊んだ雪が、こんな姿だったと、あらためて「へェ~・・・へェ~・・・」とつぶやく子どもたちでした。実験成功です。(笑)