自己主張すること・自慢しないこと

今日は、ゴールデンウイークの中日ですね。9連休というママは、実際には少なくて、今日も多くの園児で保育園は賑わっています。

 

屋上では、たくさんの仕事を子どもたちに手伝ってもらいました。まずは、フェンスを設置します。屋上から5階へのスロープに、小さい園児が降りて行かないように、ネットを張っているのですが、さらなる安全のために、フェンスを設置することにしました。

 

ガーデニング用のラティスフェンスをブロックなどで固定します。まるで工事現場のように、子どもたちは活躍します。

 

次は、砂場の砂を補充します。「この袋を〇〇ちゃんと○○くんで持って~」とリーダーシップをとる園児が声掛けをします。1袋20キロ×4袋を補充しました。かなり重いのですが、子どもたちは協力してこなします。最後は、ファームに鶏糞と石灰をまきます。保育参観で、親子でトマトを植えるのですが、その準備です。子どもたちのがんばりで、屋上の仕事がスムーズに進みました。

 

さて、私が小学校6年生の時に、担任の机の上に、一輪挿しで花を置く女子がいました。私は誰か知っていましたが、あえて言いませんし、担任も知っていましたが、「誰がやってくれたの?」とも言いません。その女の子は、自分だと知られたいと思っていないからです。

 

その女の子は、自分のしたことを自慢するでもありません。昭和の古きよき時代のエピソードです。

 

今はどうでしょう。私自身もよく人に言っています。「何ができるか・・・ちゃんと人に話をしなさい」「人が分かるように数字にして説明できるようにしなさい」これは、一概には自己主張とは言いませんが、少なくとも、自分の考えや主張をきちんと話せる人になりなさいと指導しています。

 

自己主張する事・・・自慢しないこと・・・これも、その時の状況やバランスの問題と言えばそれまでですが、これからの時代は、上手に使い分けないといけません。難しいですね。