若者の趣味の変化

今日の寺子屋では、ホワイトきゃんばすのある「さいたま市西区」の地図を学びました。地図に興味のある園児が多いのですが、より細かく、「おうちはどこにある?」まで、絞り込みます。

 

「日曜日に〇〇ちゃんに、家の近くで会った」という4歳女の子・・・それもそのはず、すぐ近くにお互いの家がありました。そして、保育園の半径1キロ以内に、ざっと1/3の園児が住んでいることが分かりました。

 

また、卒園児や年長園児が通う小学校もチェックします。子どもたちの地図に対する関心が、ますます大きくなったようです。

 

さて、今日は、20代若者の趣味の変化についての話です。平成4年と平成28年の比較をざっと記します。

 

大きく増えたのが、

パソコンで、5.9%→26.5%(20.6%増)

 

逆に、大きく減ったのが、

自動車・ドライブ50.7%→17.5%(33.2%減)

スキー・スノーボード39.2%→11.9%(27.3%減)

テニス27.2%→8.5%(18.7%減)

ゴルフ22.1%→6.7%(15.4%減)

 

どうですか、予想は出来ましたが、ここまで数字が大きいとは思いませんでしたね。大ざっぱに分析すれば、アウトドア系が減りインドア系が増えています。若者の生活世界が狭くなっているとも言えますね。スキー板を車に積んで遠出するのではなく、自宅でネットをしたり近辺をジョギングするだけという結果です。

 

今日は、大阪で大きな地震がありましたが、ここ数日全国で地震が続いています。災害が起きた時の「生きる力」の源泉は、アウトドアライフの経験が問われます。若者の視野や経験が広がるよう、意図的に仕向ける必要があるかもしれませんね。

 

保育園では、サマーキャンプを通じて、アウトドアライフの素晴らしさを子どもたちに伝えなければならないと、強く感じた次第です。

 

それだけでは足りないか。火のおこし方やロープの結び方・・屋上でも、やっちゃおうかな。(笑)