地球儀が活躍する時

保育園には地球儀があるのですが、よく考えると、今年の平昌オリンピックの時に、寺子屋の時間で活用してから、ずっと、ベビールームの片隅に置かれたままになっています。

 

そうだ!サッカーワールドカップが始まったではないか・・・とふと思った次第です。今夜0時の日本代表の対戦相手は、セネガルです。子どもたちにとっては、ただ地球儀を眺めるだけでは飽きてしまうので、ワールドカップの対戦相手の国を旅するのはいいかもしれませんね。

 

まずは、ワールドカップでアジアの国として、初めて南米の国から勝利した日本代表・・今も、じわじわとその凄さが拡散しています。「〇〇半端ない!」という言葉は、今年の流行語大賞に間違いなくノミネートされることでしょう。そのコロンビアを地球儀で探します。面積は広いですね。ブラジル、ペルー、エクアドル、ベネズエラに隣接しています。

 

中学、高校生なら、スペインの植民地だった時代背景や、とうもろこしを主食とする食文化に、関心の目が向けられるかもしれませんね。

 

そして、今日の地球儀世界旅行は、アフリカです。大西洋岸にあるセネガルには、国のシンボルツリー「バオバブ」という大きな木があります。樹皮は食料のほか、薬やロープなど100以上の使い道があるそうです。

 

日本の福井市のメーカーが、保湿効果の高い「バオバブ」のオイルやパウダーを製品化して販売を始めるそうです。地球儀なら、軽く回せば、セネガルにはすぐに到着することができますが、実際の距離は果てしなく遠いですね。そんな地へも、日本の企業が進出しているのは、たくましい限りです。まさに、世界と戦っています。

 

さぁ~今夜は、過去3戦1度も勝ったことがないセネガル相手に、ピッチに立つ11人の奮闘を見守ることにしましょう。