賢くて幸せな睡眠

今日から保育園では、保護者との個人面談が始まりました。子どもをど真ん中に置いて、保護者と保育園でできることを考えていきたいと思っています。

 

さて、今日は、睡眠の話です。恥ずかしい話ですが、私はいつも、1日4時間ぐらいの睡眠時間でも、日常生活に支障がなく、仕事も快適に進めることができたらなぁ~と思っています。しかし、実際に仕事がたまって、4時間しか睡眠時間が取れなかった時は、翌日は睡魔に襲われ、仕事にはなりませんね。(笑)

 

私が、若き営業マン時代には「24時間戦えますか?」というCMが流れ、睡眠時間を削ってでも、仕事に邁進することが美徳という時代もありました。しかし、現在の常識では、適切な睡眠が勉強や仕事の効率を上げることは明らかになっています。「徹夜明けで試験に臨むのではなく、前日はしっかり寝なさい!」がセオリーです。

 

あるデータによると、日本人の睡眠時間は100ヵ国中、何と最下位だそうです。日本人の4割が6時間未満の睡眠時間で生活しているそうです。

 

1960年代には、日本人の6割が夜の10時までに寝ていたそうです。しかし、その後にできた24時間営業のコンビニや飲食店、夜のネオン街などの「眠らない街」は「眠れない日本人」を多く生み出したのです。

 

こんな日本人の睡眠データうんちくよりも、賢く幸せな睡眠法は何なの!?・・・という声が聞こえてきました・・・(笑)では、本題です。

 

睡眠時、私たちは約90分周期で「ノンレム睡眠(脳も体も眠っている深い眠り)」と「レム睡眠(脳は起きてる浅い睡眠)」を繰り返しています。レムとかノンレムとか、聞いたことがありますね・・・

 

そして、睡眠の質は、眠り始めの90分間で決まるのだそうです。つまり、夜の10時から深夜2時までが睡眠のゴールデンタイムの、寝入りばなの90分、最初の「ノンレム睡眠」をどれだけしっかり取れるかで、睡眠全体の質が決まるそうです。睡眠時間は、個人差があるので、何時間が適切とは一概には言えないようです。

 

では、スタートダッシュ90分を制する方法は・・・

 

寝室の温度や湿度・・・枕の高さや布団の性質・・・一人がいいか家族と一緒がいいか・・・ノイズや照明はNG・・・心配事を抱えない(難しいですね)・・・首肩の凝りや痛みがない・・・寝る前90分前に40℃のお湯に15分つかる・・・いつものパジャマなどのルーティンにこだわる・・・

 

どうですか・・・役に立つ答えはありましたか?

 

人生80年と考えても、そのうち20年近く人は寝ている計算になります。睡眠がいかに大切であるかは、誰もが認識しているのですが、「賢くて幸せな睡眠」の追求には、まだまだ課題が多いようです。

 

自分に適した、スタートダッシュ90分・・・考えてみませんか。