プラスチックで道徳

今日は、運動会を行う「西文ひろばグランド」に行きました。保育園から歩いてすぐのところにあります。本格的な練習は来週以降ですが、今年度入園した園児は、初めての場所ですので、場所に慣れる・・・土のグランドに慣れる・・・が、目的です。

 

最初は、サッカーなどボール遊びを楽しんでいた子どもたちですが、グランドに白線を引き始めると「かけっこしたい!」と、子どもたちのやる気がみなぎってきました。

 

昨日の寺子屋で、「腕をしっかりと振る」「つま先で走る」など、速く走る練習をしました。すでに「運動会では絶対に負けないぞ!」と火花バチバチ状況です。(笑)

 

子どもたちには「勝つこと」「負けること」をしっかりと経験させるのが、ホワイトきゃんばすの考え方です。ただし、多くが「負ける」ことになるので、負けることから、次につながる成長を引き出したいですね。私たちが経験するように、大人になれば「勝つこと」よりも「負けること」の方が多いのですから・・・

 

さて、今日は、親子で道徳の時間はいかがですか。

 

世界的なコーヒーチェーンの「スターバックス」は、2020年までに全世界の店舗で、プラスチック製ストローをやめると発表がありました。それに続くように、国内でも「ガスト」など、多くの外食チェーンが、廃止や紙製ストローへの切り替えを発表しています。

 

一方、お年寄りや障害者にとっては、プラスチックの曲がるストローが必要な人もいます。また、海水汚染の問題は、ストローだけでは解決できません。ストローはプラスティック製品全体のほんの一部に過ぎません。プラスティック製品のどれを残して、どれを廃止するのか・・・これも考えていかないといけません。

 

ということで、親子で道徳の会話としては、もってこいの教材となります。

 

①世界の海で、どんな問題が起きているか?

②スタバなどで始まった、プラスチックストロー廃止の取組みについてどう思うか?

③プラスチック製ストロー廃止を不安に思っている人に対してどう考えるか?

④プラスチックごみを削減するために、暮らしの中で何ができるか?

 

もちろん、子どもから大人が考える正解を引き出すのが目的ではありません。子どもが自分で考えることが大切です。突拍子のない答えでも、親は聞き役にまわりましょう。