さつまいも掘り

昨夜、関東地方はゲリラ雷雨となりましたが、今日は秋晴れの屋上ファームです。そして、いよいよ「さつまいも掘り」です。

 

5月にさつまいもの苗を植え、約4か月で収穫です。先日子どもたちが植えた、秋植えのじゃがいものように、タネイモではなく、さつまいものツルをそのまま土に刺すように植えるのがさつまいもです。同じイモでも、スタートは大きく違います。

 

さつまいもが凄いのは、他の野菜と違って、肥料がほとんどいらないのです。葉から太陽の光を十分に浴びて、それを養分とするのです。戦時中の食糧難を支えるために、荒れた土地でも収穫できるさつまいもが広く栽培されました。

 

今でこそ、鳴門金時などのブランドさつまいもが、たくさん出てきましたが、80歳以上の世代では、「また、いもかよ・・・」と、敬遠する人も多いそうです。

 

さて、屋上ファームのさつまいもは、今年は、豊作とまではいきませんが、まずまずの出来です。子どもたちは、茎を引っぱるのですが、なかなか持ち上がりません。先生が手伝って、「うんとこしょ!」と、あかむらさきのさつまいもが顔を出します。

 

ふだんは、土まみれの畑仕事が苦手な園児も、さつまいもとなると、がんばりを見せてくれます。掘ったさつまいもを手にして、ドヤ顔の子どもたちです。

 

ここで、事件発生です。「キャー!!!」という女の子の悲鳴が・・・そこには、体長10センチはある、大きなイモムシがいました。虫がへっちゃらな5歳男の子が、さっそく手でつかんで、飼育ケースに入れて観察します。

 

飼育ケースの中でも、そのイモムシの風貌は、グロテスクで、お尻には2本の角のような突起物があります。5歳男の子以外は、みな腰が引けています。(笑)

 

この幼虫は、「スズメ蛾」の幼虫です。スズメと名がつくのですから、スズメバチのように、巨大な蛾になります。さつまいもの葉が大好物で、最初は、美しい黄みどり色をしていますが、成長すると、色が茶色にくすんできます。中には、体長15センチにもなる幼虫もあるそうです。

 

子どもたちは、「気持ち悪い!」とやかましいですが、成虫の蛾は、大きく美しく、モスラーのように、見る人によってはカッコイイのです。

 

ということで、子どもたちは、土とさつまいもとスズメ蛾の幼虫と戯れ、収穫したさつまいもをゴシゴシと水洗いするところまで頑張りました。しばらくおいて、甘くなったら、給食やおやつでいただきます。(笑)