個性とは

今日も西文ひろばグランドで、運動会の練習です。紅白対抗リレーでは、またもやハラハラドキドキの展開です。アンカー対決となったのですが、一瞬バトンの受け取りが早かった方が先にゴールです。4×100メートルの日本代表のバトンの技術を思い出しました。本番までに、バトンの練習もしっかりと行っていきます。

 

さて、今日は、ベタな話題ですが「個性」について考えてみませんか。

 

「生徒一人ひとりが個性を大事に、何事に対しても前向きに活動できる学校」といった、個性を重視した学校目標が、今では当たり前です。

 

少し前の日本は、みんなと同じであることが良いことで、集団の中で輪を保って生きていくことが一番大切なことと、言われていました。しかし、現代では、地球規模での考え方

が主流で、国や民族を超えて互いの個性を尊重しながら生きていくことが求められます。

 

一方、個性的であることと、自分勝手をはき違えていけませんね。集団生活の中で、自分の個性を磨くことと、同じくらい、他人の個性を認めることが大切です。

 

しかし、「あなたの個性は何ですか?」とあらためて聞かれると、すぐに答えられる人の方が少ないですね。人には、一人ひとりに豊かで素晴らしい個性があるにもかかわらず、多くの人はそれに気がつかないで生きています。本来持っているはずの力が眠ったままなのかもしれませんね。

 

子どもたちを前にして、私たち大人は、その個性を発見することが大切になってきます。「個性がない」と嘆く前に、子どもたちが持っている、きらりと光る個性を見つけてあげたいですね。