新聞もニュースも見ない若手教員

今日は、ある小学校の校長先生のボヤキです。

 

「本校では、20代の教職員が全体の3割を占め、その半分が一人暮らし。生活ぶりを聞いてみると、新聞は取っていない、朝はニュースを見ていない、下手をすれば朝食さえ抜いてくる状態です。スマホなどで情報収集は十分と受け止めています。

 

教職員が暮らす学校という世界はとかく狭いといわれます。その狭い世界にあり、興味・関心だけで情報を集めたならば・・・と考えると、その実態にがくぜんとしてしまいます。

 

私たちが預かっている子どもたちの裏側には、さまざまな家庭があり、保護者の多くは、この社会で活躍しています。一人一人がこの世界を成り立たせる重要な役割を持って仕事をしているのです。こうしたことへの理解も、家庭理解につながります。世の中から『先生』と呼ばれるわけですから、この点は努力が必要と感じています」

 

どうですか・・・みなさんに小学生や中学生のお子さまがいるのなら、「あなたの担任は大丈夫ですか?」

 

もちろん、新聞を読みなさい・・・でも、ニュースを見なさいでもありませんね。教師のしての自分がどうあるべきか・・・保護者ときちんと話ができるようにするには、どうしたらいいのか・・・こんなことをきちんと考えている教師でありたいですね。

 

もちろん、校長先生がボヤく若手教師は、少数派であることを祈るばかりです。(笑)